Textbook to read if you fall in job hunting seven times: Before shouting Japan Die (Japanese Edition)

Price:
Availability: Not Available - stock arriving soon
CERTAIN CONTENT THAT APPEARS ON THIS SITE COMES FROM AMAZON SERVICES LLC. THIS CONTENT IS PROVIDED 'AS IS' AND IS SUBJECT TO CHANGE OR REMOVAL AT ANY TIME.

Manufacturer Details

あなたの就職活動、間違っていませんか?
履歴書の書き方や面接の受け方をチェックする前に、見直して欲しいことがあります。

本書の『はじめに』と『目 次』を紹介しますので、
内容に興味をもたれた方は、本書も読んでみて下さい。


はじめに

「日本死ね!!!」

と書かれたブログとTwitterのつぶやきが2016年2月頃に話題になりました。

 この文章を書かれた方は、お子さんが保育園の入園定員から落ちてしまい、仕事を辞めなければならなくなったそうです。

 でも、政府が『ニッポン一億総活躍』とか言っているのに、あなたの就職活動・転職活動が上手く行かないと、「日本死ね!」と言ってしまいたくなることありますよね。

 はじめまして、著者の清水です。

 本書は『就職活動に7回落ちた』人のために書きました。

 七転び八起き

と言いますが、7回も落ちたら、就職・転職活動するのも嫌になってきます。
(※あなたの最終学歴を見ただけで落とすような無礼な会社は、1回と数えないで下さい。学歴=仕事の能力、で無いことは、多くの人が気づきはじめていると思います。)

 では、なぜ7回も落ちてしまったのか?
 それはあなたの活動方法がおかしい可能性があります。

 でも、それはあなたのせいじゃありません。

 みんな平等・みんな一緒(『かけっこ』でどんなに早かろうが、遅かろうがみんな一位という、おかしな話を聞いたことありませんか?)を徹底して教えるだけで、卒業後の生き方を教えない『教育システム』が悪いのです。

 小学校・中学校では、みんな平等なのに、高校進学や社会に出た途端に、自分の能力がどのように優秀か、会社・社会に活かせるのかをアピールして定員内に滑り込まないと行けないんです。

 おかしな話ですよね?

 学校で学んだことを社会に活かして、あなたが人生を歩いていくことが最も大事なはずなのに、それを全く教えずに、義務教育が終わったら、「ハイ、さようなら」なんです。

 あなたは学校の先生に、会社の入り方や面接の通り方 を聞いたことがありますか?

 おそらく無いと思います。

 なぜなら、ほとんどの先生が会社勤めをせずに大学を出たらすぐに先生になっているからです。
 自分に経験が無いので、教えたくても教えられない先生がほとんどなのです。

 社会人経験のある先生に、『会社の入り方』を教えてもらえる人はごくわずかです。(むしろそんな先生に出会えたあなたはラッキーだと思います。)

 私は大学を卒業後、あるコンサルタント会社に勤めていました。

 その会社で社員採用の面接官をしたこともあります。新人指導やインターンの大学生の担当をしたこともあります。知り合った知人を社長に紹介したこともあります(残念ながらその知人は採用になりませんでしたが)。

 それらの経験の中で、もっとこんな風にすれば良いのにとか、ここを少し直せば印象ががらっと180度変わるのに、と思ったことがありました。

 また、会社勤務と並行して広告宣伝やPRの文章表現(コピーライティング)や商品やサービスの販売手法(マーケティング)のスキルを磨いてきました。

 これらのスキルは、本来、お客さんに商品やサービスをどうしたら使ってもらえるか、興味を持ってもらえるかのスキルなのですが、コピーライティングやマーケティングの視点から就職活動・転職活動を見てみる事で、もっと上手な活動ができるのではないかと思ったのです。

 さらに、ハローワークで就職対策講師をしている方の話を聞いたり、日本最大の職業紹介所が発行しているパンフレット等を入手したりして、就職活動・転職活動に役立つ最新の情報を仕入れて本書の内容に組み込んでいます。

 ここで、就職活動の見方を少し変えてみましょう。

  商品・サービスを提供する人=販売者
  商品・サービスをもらって引き替えにお金を払う人=お客さん

と、考えた場合には、

  販売者=社員
  お客さん=会社や社長

と考えることもできます。

 つまり、就職・雇用というのは、
『今から社員になるあなたが、会社や社長に、いかにお金を払い続けてもらうかのPR活動だ!』と言い換える事ができるのです。

 この考え方は、就職活動・転職活動だけでなく、就職後仕事をする上で必須のスキルと言っても過言ではありません。たとえ、あなたの就職する会社の内容が個人相手の商品販売でも、会社相手のサービス提供でも、「買って良かった」「使って良かった」と言ってもらい、お客さんからお金をもらうシステムであるのは間違いないはずです。

 それは、お役所などの公務員も同じです。公務員はサービス業で、各種サービスの提供でお金(税金収入)を得ているのです。

 このような話をすると、
「公務員は税金で食いっぱぐれないから、違う」と
良く言われますが、本当にそうでしょうか?

 そんな人には「10年前に破綻した北海道夕張市知らないの?」と言いたくなります。

 夕張市は財政破綻して、260人いた職員を半分以下の約100人に減らしました。公共サービス(水道代とかゴミ処理費用など)の料金も日本で一番高い値段に設定されています。

 公務員としては安定しているかもしれませんが、定年退職後生活はできますか?

 そんな状況で本当に「食いっぱぐれない」と言いきれますか?
 
 サービスの質が低下して、膨大な税金ばかり取られていたら、今までニコニコと税金を払ってくれていた大企業も、そっぽを向いて別の土地に移ってしまうに決まっています。そんな状態になっても「公務員は安定」と言い切れるのでしょうか?

 20~30年前の日本とは違う社会になっていることを実感できないと、公務員でも容赦なく切り捨てられる時代になってきています。公務員でもPRするスキルが必要な時代になってきているんです。

 あなたの進路が公務員なのか会社員なのかは分かりませんが、このPRスキルを学んでおいて役立つことはあっても、損することはありません。

 今はつらい就職活動・転職活動中で視野が狭くなっているかもしれませんが、会社に入ることは目標であって、ゴールではありません。会社に入ることがスタートなんです。

 会社に入ってからも『活躍し続ける』PRスキルを身につけて、就職活動・転職活動を乗り切って下さい。

 あなたの活動が七転び八起きの『8回目』になれるように心から応援しています。

2017年5月 清水りょう



目 次

はじめに

目 次

なぜ、あなたは採用試験で落ちてしまったのか?

会社はこんな人を求めている

会社さがしの前に『自分さがし』

あなたを調べ上げる表のつくり方

心理分析ツールを使った『自己分析』
 1.ホランドの適職診断
 2.シャインのキャリア・アンカー
 3.ジョハリの窓

本当にあってる?会社の探し方
 バイトの経験ありますか?
 みんなプロ野球選手になれる・・・わけじゃない
 自分の生き方にあった仕事選び

おわりに

著者略歴

Write a Review